2018年3月1日から21日までの3週間、営業をお休みしてリノベーション第一弾に取り掛かりました。その日までの打ち合わせは、2017年年末に2度ほど、関わってくださる業者さんとの打ち合わせをし、建築士さんに図面を作って頂き、最終は現場で随時変更をして行くという事で進めて頂きました。もちろん、リノベーション作業には、プロだけではなく私たち家族や友人を沢山巻き込んでの作業になりました!!15年前に作ったお店はあちこちが古くなって来ておりましたので、当初はトイレ側の雨漏りなどの工事の予定で始めようとしましたが、どうせなら店内を一気に変える事に。トイレの設備や壁等の骨格部分はプロの業者さんに、壁塗りやインテリア部分は自分たちでのリノベーション作業になります。気合いを入れて3週間、何を作るかをリストアップし、リノベーションしつつ、その都度いるものを買い足していくようにしました。(置き場所もほぼなかったので)

まず、工事が始まる前に買ったのはこれです!

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タイルシンクで有名な作善堂さん 公式ホームページへ

白いタイルなどもすごく可愛くて、オンラインショップの沢山の商品の中から選ぶのにものすごく時間を掛けました。選ぶポイントで気にしたのは

①まず大きさ。設置する場所の幅に合わせて、多少の余裕がないといけない

②目地の色。白目地の方が好きなので、購入しようとして購入ボタンを押す直前で思いとどまりました。毎日、よく使われるシンクになるので、そうじを常に出来ないかも知れない・・・などで、黒目地のものに絞って選びなおしました。レトロですが、店の雰囲気に合わせられるような色合いを想像しつつ選びました。

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2月27日(火) 営業終わりの夕方から、友人に集まって頂き、店内のテーブルや椅子を2F倉庫へ運び込み。構造のチェックをするため、早速トイレの壁の解体をちょっとだけ開始。海南市の森脇住設さんに、解体とトイレ設備はお願いしました。

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翌日28日、解体作業開始です。半日後には、キレイに撤去されました。壁からの水雨漏りが悩みだったので、外壁もゆくゆく一部取る事になりました。どんどん作業を進めていくにつれて出てくる現場での悲鳴・・・。プロでもびっくりな所に水道管が通っていたり、で問題がどんどん出てきて、思っていた工程よりも2.3日遅れる事になります。本当に、解体するまでよくわからないと言っていた理由がどんどん出てまいります。前の家主さんが古い物件で、悪質なリフォームを繰り返した物件は、本当に恐ろしいですね。。

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これだけ、外壁のとたんが解けておりました。一番の驚きは、鉄骨が解けて3分の1くらいしか残っていなかったこと。本当に、このタイミングでリノベーションして良かったと思います。家づくりは、外から見えない所が腐ったりという事も多々ありますので、自分で出来る事と業者さんやプロにきちんと作ってもらう事の線引きは大切ですね。

 

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トイレと水回りの排水をはわせて貰って、モルタルで地面を再度埋めてもらいました。左官さんの仕事はさすがの一言。。

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リノベーション開始から約1週間は前述の通り、配管やら外壁の腐敗やらにかなり作業を増やされてしまい、やっと新たなトイレスペースの骨組みを大工さんに作ってもらいますここでも、少々通路の広さを図面より広くしたりし、洗面設備を計3つ作る事に急きょなりました。向かって左は女性専用のトイレ、右側は男女共用トイレになります。
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壁は鏡等を自分たちで付けていく事を予定して、少しだけ金額が上がりますが、石膏ボードではなく、コンパネ木材に変更頂いておりますので、最終、どこでもビスが効くという事がとてもありがたかったです。新たに出来たハシゴの上った先に、点検口も開き、今後の2階リノベーションに合わせて、そうじも進めました。

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ここまでに、店内の客席側の壁紙に、漆喰風ペンキを塗装し、漆喰風の壁紙だったのですが、より、あかるい白で漆喰風塗料を重ね塗りして、塗り壁風の店内になりました★これはいつか、自宅の壁紙が古くなったら、また、やりたいと思います。

ボードの留め具後をパテで隠し、漆喰風ペンキを塗る準備をしております。使った漆喰風ペンキは、この時初めてネットで見つけたEF漆喰EASY 。比較的安価だったので、試してみました。ほとんど普通の白ペンキな印象の薄づきタイプ。ペースト状の漆喰風ペンキや珪藻土を今まで使っていたので、コテではなく完全にローラーで施工できるのは良いですが、2度塗り、3度塗りは必須です。
EF漆喰EASY販売サイトへ

漆喰塗装の前に、
①パテで表面に金属の凹みなどが無い様に平らに。
②壁紙用のシーラー剤を2度塗りし、表面を固める&灰汁止め
③上塗りは漆喰風ペンキや珪藻土など

これを全て行いましたので、吹き抜けの広い面積のあるうちの店は、なかなか大変でした。ですが、仕上がりの雰囲気はとても私好みの素敵な空間に仕上がりました!!

学んだ事は、下処理を省くと、素人間のある仕上がりになるので、出来るだけ見えない下処理は丁寧に。。。後の人に見られて、あまり恥ずかしくない仕事をしよう、という事です。

マキシムカフェ/リノベーションその2へ続く・・・・・